このメディアは、八洲自動車株式会社の監修・取材協力のもと
Zenken株式会社が制作・運用しています。
元販売職からタクシードライバーへ転職した方にお話を伺いました。高速時間の不規則さを脱し、「決まった時間に帰れる」「稼げる」「頼れる仲間がいる」環境で、自分らしい働き方を実現した女性乗務員のリアルに迫ります。
Jさん (タクシードライバー歴1年2か月)
販売職からのキャリアチェンジ。
「決まった時間に帰れる仕事」への思いと挑戦
接客業の拘束時間の長さに悩み、自分の時間を大切にできる仕事を求めて転職を決意したJさん。女性ドライバーの需要に可能性を感じ、未経験からタクシー業界へ。
社風に惹かれて入社した八洲自動車で、持ち前の工夫と努力を発揮。周囲の温かいサポートにも支えられ、「意外とできた」と語る今では、収入も経験も着実に積み上げています。
ずっと販売の仕事をしていたんです。接客は好きだったけど、やっぱり拘束時間が長くて。 休憩時間も不規則だし、残業も多かったので、ちゃんと「決まった時間に帰ってこられる仕事がしたい」と思ったのが、転職を考えた一番の理由です。
コロナの時期、ドライバーさんが減ってるという話題をなんとなくテレビや新聞で目にしていて。 その頃から、「今後は年配の方も増えるし、ドライバーの仕事って需要があるんじゃないかな」と感じていました。 そういう情報を見ているうちに、「自分にもできるかもしれないし、役に立てる仕事かも」と思ったんです。
運転はもともとそんなにしてなかったんですけど、旅行で1泊2日ずっと運転してても苦じゃなかったし、むしろ好きな方だったので、ちょっとチャレンジしてみようかなと思いました。
「タクシーやってみようかな」と思い、まずはスマホでたくさん検索しました。 でも調べているうちに、情報が多すぎて逆に分からなくなってしまって。 それで、「まずは家から通える範囲で探してみよう」と思って調べたら、4社くらい出てきたんです。
その中の1社が八洲自動車でした。ホームページを見たら、女性社長の写真が載っていて、「あ、なんか優しそう」と思ったんですよね。
よく見てみると、女性乗務員の募集もしてるし、ホームページの雰囲気もアットホームで、 「あ、ここ良さそうかも。ちょっと問い合わせてみようかな」という、ほんとに気軽な気持ちで応募してみました。
都内の道は、最初はほんとに全然分かりませんでした。研修が終わって、どうやって覚えていこうかなと悩んでいたとき、 「地図を買ったほうがいいよ」と教わったので、本屋さんに行ったんです。
そこで見つけたのが、都内のバス路線が細かく載ってる地図帳で、「これなら覚えやすいかも!」と思って買ってみました。 それを読んで、実際にそのルートを自分で走ってみるようにしたんです。
すると、バス路線と同じルートで利用されるお客様が意外と多く、日々の業務を通してお客様を乗せながら自然と道を覚えていくことができました。
始める前は、「女性一人でやっていけるのかな」という不安は正直ありました。 特にお酒が入ってるお客様とか、夜の乗車とか、ちょっと怖いな…って思っていたんです。
でも、こっちが不安そうにしてると、それが相手にも伝わってしまうんですよね。 だから、とにかく最初の「ご乗車ありがとうございます」をはっきり、堂々と言うようにしています。
たまにですが年齢で絡まれたこともあります。そんな時は「じゃあ年齢当ててください」などとお客様に逆に振ってみることも(笑)。大体当たらないんですけど、そういうやり取りで軽く済んだりします。
もし眠そうなお客様がいれば、ずっと声かけてお話して、寝ないようにして安全に送り届けています。
八洲自動車には「八洲女子」という女性乗務員のLINEグループがあって、そこに入っています。 その中で情報交換したり、月1回の定例会で会って対話することもあるんです。
ほかにも春や夏にはバーベキューがあったり、社員旅行に参加できたりと、イベントも盛りだくさん! 職場でも先輩たちはみんな優しくて、女性だからって気を遣うこともなく、居心地はとてもいいです。
前職では管理職だったので、それなりに収入もありました。だから、「固定給だけだと足りないな」という想いが強く、 「頑張った分だけ戻ってくる」というのは、自分の中では大事なポイントでした。
実際、1ヶ月目は固定給で、まずはトイレの場所を探したり、地理を覚えたりする期間として流し営業をしてたんですけど、 2ヶ月目にはもう30万円を超えて、固定給を上回るようになったんです。
それからは、「どうしたらもっと効率よく動けるか」を考えるようになりました。 GOアプリで配車が入ったら、その配車場所やお客様の方向を事前に把握して、つける向きや時間を工夫してます。
コツを掴んでいけば、ちゃんと結果が出てくるなと思います。タクシーアプリの「GO」から長距離のお客様の依頼(ロング)が入ることもありますし、やりがいありますよ。
私はこれまで、入社前に体験乗車を希望された方と一緒に乗ってもらう機会もありました。 「こんな感じで接客してますよ」というのを実際に見てもらって、「あ、思ってたよりフランクなんだな」と思ってもらえたら嬉しいです。
道の聞き方とか、ナビの使い方とか、曲がる前のタイミングで「左で大丈夫ですか?」などと聞く工夫とか、 自分が最初につまづいたところを、できるだけ丁寧に伝えるようにしています。
「タクシードライバーってハードル高そう…」と思ってる女性の方も多いと思うんですけど、 こんな私でもやれているので(笑)、たいていの方は大丈夫かと。
やっぱりタクシードライバーって「男性の仕事」というイメージがまだまだあると思うんですけど、 やってみると、「女性がいてくれて安心する」とか、「頑張ってね」などと言ってくださるお客様のほうが圧倒的に多いんです。
だから、少しでも興味がある方には、「まずは見に来てほしい」と伝えたいです。 体験乗車もありますし、「できるかも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
未経験入社の方を対象に、1年間の給与保証制度(1~6ヶ月目は月給30万円、7~12ヶ月目は月給27万円/会社規定有)を設けています。さらに、日本交通グループに加盟しているので、タクシーアプリ「GO」などのアプリ配車にも対応、ホテル・空港・ターミナル駅など都内40ヶ所以上に専用乗り場があり、未経験からでも稼げるような環境を整えています。出勤は1ヶ月のうち12回。隔日勤務なので、朝から深夜まで18時間程勤務し、翌日は終日休みといった1日おきに勤務するスケジュール。自分の時間が確保しやすいのが魅力です。